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2017-07-02 [医療]

平成29年7月2日(日)は 第41回お茶の水整形外科セミナーに参加しました。 お茶の水駅から東京医科歯科大学のタワー棟2Fにある鈴木章夫記念講堂で開催されました。 今日も最新の情報を学びましょう! 以下が講演メモです。 ◆ エディロール eGFR 40以下の方注意 ○最新のエビデンスから考える骨粗鬆症の治療薬使い分け 三重大学大学院医学系研究科整形外科学教授 須藤啓広先生 ◆大腿骨近位部骨折は全例骨粗鬆症で薬物治療の適応です。 ◆何故 1:長生きできない 男女とも生存率は低い。 2 反対側も折れる 骨折は連鎖する。両側大腿骨 11.3% レビューでは3年以内に7割りの方が反対側折れる 認知症が影響か めまい 心疾患 視力低下 など 3両側折れるとさらに予後が悪くなる 女性より男性で生存率が低下 ◆どの薬剤を選ぶか  アレンドロン酸 リセドロン酸 デノスマブ ZOLも来年度改訂で認定か いずれも骨吸収抑制剤 ◆椎体骨折があれば全例骨粗鬆症 座位でレントゲンをとれば新鮮椎体骨折わかるかも 前縁の骨皮質の破綻 仰向けと座位両方で撮影 椎体骨折があれば全例薬物治療の適応 一つだけでも 何故→長生きできない 椎体骨折3つ以上で生存率が有意に低い。 薬剤 エルデカルシトール アレンドロン酸 ZOL TPTDの効能効果 骨折の危険性の高い骨粗鬆症 低骨密度 既存骨折 加齢 大腿骨頚部骨折の家族歴 テリボンは65歳以上でYAM80%未満 加齢と骨折リスク 70歳代以降はhip fractureを起こさない薬物 ◆とりあえず骨密度 Tscore >−2.5が一つのゴール 日本の基準は70%以上(大腿骨頚部、股関節、腰椎)5年で BZA ELD RLX など5%未満 リセドロネート ボンビバ 5年で8.1% アレンドノネート 5年で9% WTPTE一年半で6.4% フォルテオ2年で13.4% DMAB 5年で13.4骨密度増加率 MILD ELD RLX BZA ETI MEDUMU BIS WTPTD E2 Strong D TPTD DMAB 一年以内にゴールに達成すれば腰椎BMD をなんとか達成する D-TPTEからDMABに変える 骨吸収抑制剤→骨系促進剤ではなく骨形成促進剤→骨吸収抑制剤 Lippuner KD@ TPTD よく効果あるが ◆DMAB中止で骨密度下がる→ベースラインよりも低くなる 中止すると椎体が折れる。 ステロイド性骨粗鬆症 ステロイドを服用している方に5mg以上を3ヶ月以上 IBNが骨密度増加作用IBN単独よりALFを加えると有意に増加 ボンビバ錠100mg 60分間絶食群で骨密度増加効果強い eGFR 35以下でもイバンドロネート使える ELD 筋力増強効果 バランス改善効果  TUG test 複数箇所低い場合は低いところを参考にする。 ビスフォスフォネーとで生存率が上がる 破骨細胞を抑制するので骨転移少なくする、心臓血管イベント低下する ○東北医科薬科大学整形外科教授 小澤浩司先生 「中高年脊柱変形 〜人はなぜ腰が曲がり、痛くなるのかー」 ◆ 理想的な脊柱アライメント 外耳孔 から 外果 ◆ 屈曲型 頭が骨盤の前に位置する ◆ 歩き始め手を後ろにくまないと歩けなくなる ◆ 歩いているうちに背中が曲ってくる ◆ 歩行で徐々に前屈みになる ◆ 長く歩くと腰が徐々に曲って歩けなくなる ◆ 立っているとやけるように腰が痛い ◆ 焼けるような痛み、重苦しさなど ◆ 腰曲がりでも歩ける人もいる ◆ なざ歩行中に腰が曲ってくるのか ◆ 持久性の問題 ◆ 腰背筋の関与 ◆ 矢状面バランス ◆ 脊柱前傾角  ◆ 持続性の筋収縮パターン ◆ 歩き始めと歩き終わり 脊柱が傾けば傾くほど筋疲労が増加する ◆ 背筋の変性→脂肪変性 ◆ 脂肪変性率 =  ◆ 脊柱前傾角度 ◆ 筋繊維密度が減少 ◆ 慢性コンパートメト症候群のモデルと近い ◆ 背筋が曲っているほど中の圧力が高まる。 ◆ 筋変性 ◆ 遠心性筋収縮は筋損傷が大きく遅発性疼痛になる ◆ Hands on clavicle Clasped hands ◆ 体幹の前傾は骨盤の前傾が原因 ◆ 骨盤の前傾が体幹の前傾に影響 ◆ 歩行時前傾化するメカニズム ◆ 持続的筋収縮→筋疲労 脂肪変性 ◆ 筋内圧上昇 粗血 遠心性背筋収縮 ◆ 傾きと痛みの関連は? ◆ 筋疲労 腰臀部痛 筋肉を介したいたみ ◆ 慢性コンパートメント 歩いていて壁に手をついてもらって楽になるか→楽になれば血流が改善して楽になる。 ◆ 骨盤の傾きのコントロールが問題解決のポイント荷なる可能性がある。 ◆ 体幹安定化訓練 骨盤股関節複合体 ◆ 足は体幹が安定しないと上げられない ◆ グローバル筋肉 ◆ 胸郭と骨盤をつなぐ筋肉 ◆ ローカル筋肉 腹横筋、多烈筋、内腹斜筋、棘間筋 ◆ 腹横筋 腰椎伸展 ◆ たれつ筋 ◆ ローカルトレーニング 膝伸展 股関節内転 内線 ドローイン → 足上げ頭上げ3週間入院  3ヶ月 ◆ ドローイン ◆ 新しい装具療法 ◆ 骨盤の傾きをコントロールする ◆ 大腿と腰椎を結ぶ装具 ◆ 1度脂肪変性を起こした筋肉は元に戻らない ◆ 固定して背筋機能を代償したほうが成績がよい ◆ 歩行開始時に骨盤が前傾するのが腰曲がりの原因 それを矯正するために装具を用いている。 ◆ 臀筋の脆弱性 ◆ 曲る前の杖 曲らないようにする ◆ 草むしりは背筋痛める ◆ 曲ってきたら思ったら杖を早期に使う 日曜の朝9時スタートというスケジュールでしたが、東京医科歯科大学の先生を中心に参加されていました。 最近の知見を聞けて参考になりました。 特に腰曲がりについては、これといった予防法がないので、小澤先生のところでやっている3週間の入院リハビリプログラムのお話が興味深いものがありました。 明日からの診療に役立ちそうです。


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